参加者・座長・発表者の方へ |
参加方法、発表形式などについては、こちらをご覧ください。
|
事務局 |
山口大学大学院医学系研究科
医学専攻 病理形態学講座
TEL: 0836-22-2220
FAX: 0836-22-2219
Email: jsvasp23@yamaguchi-u.ac.jp |
|
|
 |
プログラム |
今回の研究会では、ご応募頂いた一般演題からなるセッションに加え、‘小血管病変と疾患’、‘症例検討(血管炎病理診断コンサルテーション症例より)’の2つのセッションを計画しております。
‘小血管病変と疾患’ では、様々な疾患の病態を規定する上流要因として、血液の運搬路にとどまらない微小循環系の果たす側面に焦点を当ててみたいと考えています。血管系とは関係がなさそうに見える難治性疾患の病態解析・病態診断へと、血管病理学の守備範囲が拡がる糸口となれば幸いです。
‘症例検討(血管炎病理診断コンサルテーション症例より)’ では、血管炎病理診断コンサルテーション体制に登録された症例の中から数例を提示し、皆さんと熱く議論を交わす場としたいと思います。難解ではありますが、新たな血管疾患ではといった示唆に富んだ症例も蓄積されています。若手の会員には、血管病理組織の診かたを体験し学ぶ絶好の機会になるはずです。
プログラムの詳細・抄録は、こちらからダウンロードできますが、研究会事務局からお送りしたパスワードで開いてください。
開会の辞 9 : 25 ~ 9 : 30
セッションⅠ 9 : 30 ~ 10 : 30
座長: 宮崎龍彦(岐阜大学医学部附属病院病理部)
Ⅰ-1. ANCA陰性小血管炎の一剖検例
仲田成美、他(山口大学大学院医学系研究科 病理形態学講座、他)
Ⅰ-2. 肝生検でのみ主要組織所見を満たした好酸球性多発血管炎性
肉芽腫症例
山本 朝日、他(KKR札幌医療センター 病理診断科)
Ⅰ-3. 好酸球性多発血管炎性肉芽腫症の一例
長瀬駿介、他(順天堂大学医学部附属練馬病院 病理診断科、他)
Ⅰ-4. 小腸穿孔を伴った好酸球性多発血管炎性肉芽腫症の1例
高橋 正人(秋田厚生医療センター 病理診断科)
Ⅰ-5. TNF阻害薬により舌肉芽腫性血管炎およびアミロイド沈着を示した症例
岩崎 沙理、他(市立札幌病院 病理診断科、他)
セッションⅡ 10 : 30 ~ 11 : 18
座長: 浅田 祐士郎(宮崎大学医学部病理学講座構造機能病態学分野)
Ⅱ-1. Extracranial giant cell arteritis の2例
里見英俊、他(信州大学医学部病理組織学教室、他)
Ⅱ-2. 胸部大動脈瘤自己弁温存基部置換術後重症心不全となった
Marfan症候群の一例
倉田美恵、他(愛媛大学大学院医学系研究科 解析病理学・
愛媛大学プロテオサイエンスセンター、他)
Ⅱ-3. 乳児発症大動脈炎罹患9年後に巨大大動脈瘤を合併した1例
前田佳真、他(東京医科歯科大学小児科、他)
Ⅱ-4. 胆嚢穿刺を契機に破裂した膵尾部AVMの一例
宮崎龍彦、他(岐阜大学医学部附属病院病理部)
セッションⅢ 11 : 18 ~ 12 : 06
座長: 菅野祐幸(信州大学医学部病理組織学教室)
Ⅲ-1. 抗糸球体基底膜抗体病(抗GBM病)の頻回再発症例の抗GBMが認識
するエピトープ
西端友香、他(北海道大学 大学院保健科学研究院 病態解析学
分野、他)
Ⅲ-2. 炎症と線維化を反映した膠原病性肺高血圧症マウスモデル作製の試み
森 啓悦(国立循環器病研究センター 研究所 血管生理学部、他)
Ⅲ-3. 冠動脈プラークのMRIT1強調画像高信号とプラーク内出血の関連
山下 篤、他(宮崎大学医学部病理学講座構造機能病態学分野、他)
Ⅲ-4. 静脈血栓の病理組織像と拡散強調磁気共鳴画像
魏 峻洸、他(宮崎大学医学部病理学講座構造機能病態学分野、他)
〔休 憩〕 12 : 06 ~ 13 : 05
〔世話人会からのお知らせ〕 13 : 05 ~ 13 : 10
セッションⅣ ‘小血管病変と疾患’ 13 : 10 ~ 14 : 45
座長: 池田栄二(山口大学大学院医学系研究科病理形態学講座)
倉田美恵(愛媛大学大学院医学系研究科 解析病理学・
愛媛大学プロテオサイエンスセンター 病理学部門)
Ⅳ-1. 好中球細胞外トラップの制御異常とANCA関連血管炎
石津明洋(北海道大学大学院保健科学研究院病態解析学分野)
Ⅳ-2. 神経系血管バリアー機能異常と疾患
池田栄二(山口大学大学院医学系研究科病理形態学講座)
Ⅳ-3. 脳小血管病の分子病態機序
小野寺 理(新潟大学脳研究所臨床神経科学部門 神経内科学分野)
セッションⅤ ‘症例検討(血管炎病理診断コンサルテーション症例より)’ 14 : 45 ~ 15 : 45
座長: 石津明洋(北海道大学大学院保健科学研究院病態解析学分野)
Ⅴ-1. 血管炎病理診断コンサルテーションシステムの概要
石津明洋(北海道大学大学院保健科学研究院病態解析学分野)
Ⅴ-2. 供覧症例: 40歳、女性、脳生検
池田栄二(山口大学大学院医学系研究科病理形態学講座)
Ⅴ-3. 供覧症例: 59歳、男性、肺生検
高橋 啓(東邦大学医療センター大橋病院病理診断科)
〔休 憩〕 15 : 45 ~ 15 : 55
セッションⅥ 15 : 55 ~ 16 : 55
座長: 髙橋 啓(東邦大学医療センター大橋病院病理診断科)
Ⅵ-1. 川崎病及び血流負荷における動脈拡張は「折りたたまれた陰窩」の中で
始まる - 仮説的考察
増田弘毅、他(雄勝中央病院検査科病理、他)
Ⅵ-2. 川崎病大動脈の筋型動脈への移行部における組織学的検討
佐藤若菜、他(東邦大学医療センター大橋病院 病理診断科)
Ⅵ-3. 突然死の剖検3例における心筋梗塞の有無の判定:冠動脈平滑筋の
免疫染色の有用性
倉田 厚、他(東京医科大学・分子病理学分野、他)
Ⅵ-4. ヒストンは好中球細胞上にLAMP2を表出し、抗LAMP2抗体と連携して
皮膚小血管炎の発症機序に関与している
川上民裕、他(東北医科薬科大学 皮膚科、他)
Ⅵ-5. 皮膚血管炎の病理像による主要臓器のリスク予測の検討
中村浩士、他(呉医療センター・中国がんセンター 総合診療科、他)
閉会の辞 16 : 55 ~ 17 : 00
|
|
|